商 品 紹 介


ブナの森の自然水

  『あづまの名水』

 吾妻の名水は会津吾妻山の清らかな自然水。
 日本名水百選に認定された小野川不動滝の源より湧き出、澄みきった自然のままの天然水です。日本の名水百選に選ばれた小野川湧水の百貫清水を水源として採水し、パックしました。水の分子も細かく、飲用としても最適で清涼感あふれる絶品の味と評価をいただいております。百貫清水豆腐もこの名水を使用しております。
 飲料水として、水割り、お料理、お茶、コーヒーなど幅広くご利用ください。



百貫清水

ひゃっかんしみず

福島県内の「日本名水百選」は「磐梯西山麓湧水群」と「小野川湧水」の2ヶ所があります。
「小野川湧水」は西吾妻連峰山麓のブナの自然林に育まれ、湧水量1日6千トンを誇るといわれています。その小野川湧水の原水になっているのが名水「百貫清水」です。



小野川湧水(耶麻群北塩原村)

 磐梯朝日国立公園内の西吾妻連峰山麗には、百貫清水や小冷水湧水等の湧水群があり、その湧水は多くの沢を形成し、やがて落差50mの不動滝となり小野川湖に注いでいる。古くは修行者の霊水として、また旧小野川部落の生活用水として利用されていたが、明治21年(1888年)の磐梯山の大爆発で旧小野川部落は小野川湖底に水没し、歴史的資料の多くは残っていない。
 しかし、その湧水量は依然豊かで、現在その一部は水道水源として利用されている。
 また、不動滝周辺には毎年約5万人が自然探勝のため訪れている。


湧 水 量
 約6,000t/日〜7,000t/日
用 途 
 水質は良好であり、清流周辺は熊の湯として、また一部は小野川部落の水道水源として利用されている。
保 全 状 況
 小野川部落では有志により「不動滝を守る会」(会員約20名)を結成し、融雪期から降雪期まで小野川湖源流の湧水群等の清掃活動を実施している。
 また、村では水湧水源の維持管理のために雑木の刈払い等を定期的に実施している。
故 事 来 歴
 新編会津風土記によると、「不動滝」はその側に不動の石像があったことからその名が名づけられた。「百貫清水」は昔、都の人(スサノオノミコト)がこれを見て「この泉いやしくも我匠際にあらば百貨の価にも換ふべからず」といったことによると記されている。
 なお、「不動滝」には現在、吾妻大権現が祭られている。